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何らかの理由により歯を失ってしまうと、失われた歯の数に関係なくできるだけ早くその部分を人工の歯で補っておかないと、上手く噛めない、上手く話せない、歯並びが悪くなってしまうといった審美と機能的問題が生じます。
それでは、このような場合にどのような治療法があるのでしょうか。ブリッジ、取り外し式の入れ歯、そして第三の方法としてインプラント(人工歯根)があります。
インプラント(implant=植え付けるの意)とは人工歯根治療とも言われ、アゴの骨に人工の歯根を埋め、その上に人工の歯を固定するための土台となるものの事で、
アゴの骨と直接結合されることにより自然の骨のように安定した状態にします。
インプラントの歴史は古く、紀元前3世紀頃のエジプトに、歯の抜けた穴に象牙や宝石などを埋める試みがあったことが記録に残されています。 これは死者を埋葬する際の装飾品の一部、あるいは来世に備えて不自由のない生活ができることを願って行われたものと考えられています。
また、紀元前600年頃のマヤ文明期に貝殻を歯の代わりとして埋入されているのが発見されています。 この他、インカ族やアステカ族にも古代インプラントの報告があります。しかし、顎の骨としっかり結合する金属が見つからずつい最近まで、インプラント治療はごく一部でしか行われていませんでした。
そして1952年、スウェーデンの学者であるペル・インウ゛ウ゛ァール・ブローネマルク教授によって、チタンが骨と結合することが発見されました。 その後臨床研究も進められ、オッセオインテグレイテッド(骨に結合された)・インプラントの確実性が証明されました。
日本でのオッセオインテグレイテッド・インプラント治療の歴史は20年以上になります。 |
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